完成！ 2007/05/30 最終回です。 建物の着工から完成までを追いかけてきました。 ひとつの家が出来上がるまでには、延べ数百人の人間がたずさわり、その職種も大工、基礎等々数十種になります。 良くも悪くも人の手があればこそ出来上がる建築物はそれだけにかけがえのない世界にひとつだけのものです。 どうか憧れのマイホームを建てた人が皆幸せになれますように。

現場測定�C水圧検査 2007/05/28 水道管の漏れがないかを検査しています。 一定の圧力をかけて時間を置き、目盛りに 変化がなければ大丈夫。 これはリフォームのときにも行います。 ただしあまり古い管に圧力をかけると管そのものが 破損してしまうおそれがあるので注意が必要とのこと。

現場測定�B室内環境測定 2007/05/23 脚立に下がっているのは、室内の空気を測定する バッジです。２種類あります。 シックハウス症候群がニュースで扱われて以来、住宅の 建材や合板はホルムアルデヒドの含有量に対して厳しい 基準が設けられるようになりました。 ＦＰの家では、全棟この環境測定を行っています。 測定するのは、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、 トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン、の ６種類です。 安心安全をお届けするための取り組みです。

現場測定�A換気風量測定 2007/05/18 ２４時間換気の風量測定をしています。 換気の目安は０．５回（延床面積×天井高さ＝容積÷２） つまり１時間当たり家の空気の半分を入れ替える量という ことになります。ただし隙間の多い家（Ｃ値が大きい家） は、この換気量の計算は成立しません。そこらじゅうの 隙間から外気が入ってきては、換気計算どころの話じゃ ないですからね。

現場測定�@気密測定 2007/05/16 気密測定をしているところです。 家の気密はＣ値で表わされます。 これは床面積１�uあたりの隙間面積が どれだけあるかを示すもので、国の基準では ５�u/cm2以下となっています。 しかし24時間換気が義務付けられた現在 計算された換気量を保つには、国の基準は 緩過ぎます。隙間が多ければ多いほど夏は 熱い空気が、冬は寒い空気がより一層入って しまうので快適性とは程遠い家になって しまいます。ＦＰの家は、１�u/cm2以下を グループ各社の目標値にしています。 そうでなければ本当の高気密住宅とは言えません。 この家の測定数値は0.7�u/cm2でした。

汚れない外壁 2007/04/26 足場を取りました。 外観はごらんのとおりです。 １５mmのサイディングを張りました。 この材料は汚れが付きにくいセルクリンコート という親水機能が付加された塗膜になっています。 これによって外壁の表面が汚れよりも水となじみが 良くなり、雨などの水滴が外壁に付くと汚れと 外壁表面の間に水が入り込んで汚れを自然に洗い 流す、というわけです。

エコロジー壁紙 2007/04/03 壁紙を仕上げました。 和室は和紙を貼りました。 洋室はエコクロスを貼りました。 ビニールとは違う肌ざわりです。 施工には手間がかかります。 少しづつ糊をつけて貼っていきます。 気をつけなければいけないのは、ビニール に較べると汚れが付き易いことです。 職人さんの腕の見せどころ、かな。

クロス下地 2007/03/23 壁天井の石膏ボード下地にクロスを貼るためのパテ処理を始めているところです。綺麗に貼るには下地が大事。特にこの家はエコクロスと和紙を貼るので、なおさら念入りに下地処理をすることが求められます。サンドペーパーで壁をこすっているので粉が飛びます。写真写りが悪いのはカメラマンのせいではありません（？）

フローリング等級 2007/03/07 ２階床のフローリングの梱包を撮影したものです。 合板や建材には、Ｆ☆からＦ☆☆☆☆までの４段階の 等級があります。これはホルムアルデヒドを含む量を示したもので、 シックハウス対策として国が基準を定めています。 ☆が多いほど、ホルムアルデヒドの含有量が少なく 安全な材料であるということになります。 また、使用する場所が仕上げか下地かで、使用基準は 変わります。ほとんどの場合Ｆ☆☆☆☆を使用していますが。 ここで使用したフローリングはコルクフロアです。 足に優しく暖かみもあるのでとても好評でした。

防水工事 2007/03/01 バルコニーの防水工事です。 ＦＲＰ防水という種類の塗布防水です。 防水材には色々種類があります。 アスファルト系、シート張り、ウレタン塗布 等々ありますが、住宅用ではこのＦＲＰが 今のところ最も一般的に使用されています。 保証期間はメーカーや施工店によって違いますが 概ね１０年になります。

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