最新情報

大和ハウスで2千件不適合。防火基礎構造で

大和ハウス工業が12日、一戸建て住宅と賃貸共同住宅の一部で建築基準の不適合計約2千件が見つかったと発表した。防火安全性が不十分な恐れがあり、柱や基礎構造に仕様の不適合があった。内部通報により社内調査していた。国土交通省へ同日、報告した。物件の所有者と入居者に個別に説明する。
大和ハウスによると東京、神奈川など6都県で引き渡した賃貸共同住宅200棟で、防火安全性が不十分だったり柱の仕様が不適合だったりした。
基礎構造に仕様の不適合があったのは愛知など29都府県で引き渡した一戸建て住宅と賃貸共同住宅の計1878棟にのぼる。