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祖父母の家の不満点は「お風呂」

 LIXIL住宅研究所(東京都江東区)アイフルホームカンパニーはこのほど、全国100名(年齢不問男女)を対象に実施した『築年数が長い物件』に関する各種調査の結果を発表した。

 同調査によると、回答者の祖父母が昔から住む家についての不満点で、最も多かった回答は「風呂」(27%)だった。風呂場と脱衣所の温度差、浴槽などの狭さ、滑りやすさを心配する意見があった。そのほか、「階段」(20%)、「トイレ」(19%)、「キッチン」(14%)が挙げられた。

 回答者が祖父母の家について改善したいと考える点では、「バリアフリー化」(昔の家がバリアフリーにまったく配慮していない点)が最も問題視されていた。そのほか、「水回り」の意見も多く、特に風呂については、滑りやすさやヒートショックの危険性を指摘する回答があった。

 築40年を迎える一戸建てを、外壁から内装まで全面改装するとかかると思う金額では、「800万円から1000万円台」が34%で最多だった。次いで「1000万円から1200万円台」(30%)、「1500万円以上」(16%)、「500万円から700万円台」(12%)、「1300万円から1500万円台」(8%)となった。